ニキビ治療の知恵袋

   

ニキビ治療の跡が残らないようにするための工夫について

ニキビが治ったとしても、ずっと赤い状態になってしまうのはニキビ治療ができていないのではないだろうか、こんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。そもそもニキビ跡が赤い状態になっているのは、皮膚の内部で炎症の残骸とも言えるものが残っているために起きるものです。ちなみに、ニキビの症状と言うのは、感染症などではなく、アクネ菌と呼ぶものが放出する菌体に対し、過剰な炎症反応が起きるもので、炎症した細胞が放出を行うサイトカイン、蛋白分解酵素が残るなどからも、赤身が生じるようになるメカニズムを持ちます。

赤く見える理由は、細胞を修復するための血管が開いているからで、修復が完了すると血管は閉じられて赤身がなくなるのです。しかしながら、ニキビ治療を行っても、赤い状態が継続するのは困る、早く治したいと考える人も多いことでしょう。このような時には、赤みを抑えてくれるビタミンCが配合されたローションもしくはクリームを使う方法がお勧めです。さらに、赤みを帯びるものだけでなく、クレーター状態になってしまった症状が比較的重度のニキビ治療跡も、赤い段階でピーリングやビタミンCの導入を行うなど、適切なケアを行うことでニキビ跡が残らないように導くことができます。すなわち、赤身が生じている時こそ、適切なケアを行えば、跡が残らない状態にすることができるわけです。

毎日のスキンケアの中で重要と言われているのが紫外線対策です。最近は紫外線量が多い、しかも強烈な紫外線が地球に降り注いでいると言われており、ちょっと外に出ただけでも日焼けしてしまう人は多いのではないでしょうか。毎日のスキンケアで心掛けて欲しいことは、紫外線対策を万全に行うこと、紫外線は炎症を招いてしまう作用があり、ニキビの状態が悪化しやすくなりがちです。美白化粧品を利用する時には成分をしっかりとチェックしておいて、ビタミンCを始め、トラネキサム酸などのような炎症を抑えてくれる働きを持つ成分が含まれているものを積極的に利用するようにしましょう。逆に、ビタミンCやトラネキサム酸などの成分が含まれていないものは、ニキビへの効果を期待できない、しっかりと成分が含まれているのか否かを確認した上で利用を始めることが大切なのです。

ピーリングはターンオーバーを促進する作用を持っているため、赤身の状態を良好なものに換えてくれる効果を期待することができます。但し、注意をしなければならないことは、バリア機能が低下している時には、刺激により悪化する恐れがあることです。人によっては市販のピーリング剤を利用した所、顔が真っ赤になってしまい、慌ててクリニックに出掛けるなどのケースもあると言われており、肌状態に応じて利用すべきか否かを決めることも大切なのです。肌質に合わせたピーリングの濃度コントロールが必要になるため、自己判断で行うのではなく、皮膚科の専門医に相談をするなども重要なポイントになります。

尚、ニキビ治療でニキビ跡が残らないようにするためには、ケアをしっかりと行うことや紫外線対策を行うこと以外にも重要なことがあります。まず、肌の代謝を高める目的で、ビタミンCやビタミンB群、ビタミンEなどを積極的に摂取するように心掛けることです。これを実行すると肌のターンオーバーを高める効果を期待することができるようになり、肌のバリア機能も向上して来ます。これに加えて行うことは、肌への保湿をしっかりと行う、保湿を行って潤いのある肌をキープすることは跡が残らない状態に導くためのコツにも繋がって来るわけです。適度な運動を行うことや十分な睡眠を取ること、ストレスを発散するなども効果的です。

アクネ菌 , ビタミン , 紫外線